Salon経営コラム
2013年4月12日 金曜日
出発は目標利益の設定から
みなさんが大学生くらいの若者だとします(実際にそういう方もいるかもしれませんが)。
そして、これからアルバイトで100万円貯めて、1年後に海外留学するという計画を立てたとしましょう。
親族などの援助を考慮するとややこしいので、完全自活(ただし学費は除く)と仮定すると、
1年にどれくらい稼ぐ必要があるでしょうか?
当然、留学費用の100万円だけではまったく足りません。
仮に、生活費が年間150万円なら、合わせて250万円、月に20万円余りの収入を確保しなければいけません。
この時点で学生さんにはかなり酷な数字でしょうが、もう少し頭のなかで計画を練ってみましょう。
仮に、いま続けているアルバイトの収入が月18万円だとしたら、1年頑張っても目標額に届きません。
どうすればいいでしょう?
考えられる道は3つ。
1つは単純明快、もっと稼ぐことです。
より時給の高い仕事に乗り換えるもよし、
いまの仕事のシフトを増やしてもらうもよし。
なんとか月20万円のラインに乗せて、夢の実現まで1年辛抱するわけです。
もう1つの道は、生活費を節約すること。
月12・5万円のところを10万円まで切り詰められれば、
いまのままの収入でも1年で100万円弱が貯まる計算になります。
3つ目の道は、目標を変更することです。
留学する時期を先延ばしにする、
あるいはもっと費用が安い留学先に変える、などが考えられます
(もちろん、留学自体を断念する選択肢もあります......)。
このように、1年後に留学というシンプルに見える目標でも、
達成するにはそれに見合った計画性が求められます。
バイト代と生活費をうまくコントロールして、
決まった時間でお金を貯めなければいけません。
会社の経営計画も、右の留学計画と根本はよく似ています。
どちらも《収入を増やす》と《支出を減らす》のバランスの上に立って、
計画実現のために日々努力する営みだからです。
100万円貯める、と先にゴールラインを定め、
その目標に向けて収入(バイト代)と支出(生活費)をいくらにするか決めるやり方は、
経営計画の柱である利益計画に該当します。
なかでも、最初に設定する目標利益(お金をいくら残すか)は、
会社のすべてに関係する大事な数字。
まさに、経営の出発点と言っていいでしょう。
そして、これからアルバイトで100万円貯めて、1年後に海外留学するという計画を立てたとしましょう。
親族などの援助を考慮するとややこしいので、完全自活(ただし学費は除く)と仮定すると、
1年にどれくらい稼ぐ必要があるでしょうか?
当然、留学費用の100万円だけではまったく足りません。
仮に、生活費が年間150万円なら、合わせて250万円、月に20万円余りの収入を確保しなければいけません。
この時点で学生さんにはかなり酷な数字でしょうが、もう少し頭のなかで計画を練ってみましょう。
仮に、いま続けているアルバイトの収入が月18万円だとしたら、1年頑張っても目標額に届きません。
どうすればいいでしょう?
考えられる道は3つ。
1つは単純明快、もっと稼ぐことです。
より時給の高い仕事に乗り換えるもよし、
いまの仕事のシフトを増やしてもらうもよし。
なんとか月20万円のラインに乗せて、夢の実現まで1年辛抱するわけです。
もう1つの道は、生活費を節約すること。
月12・5万円のところを10万円まで切り詰められれば、
いまのままの収入でも1年で100万円弱が貯まる計算になります。
3つ目の道は、目標を変更することです。
留学する時期を先延ばしにする、
あるいはもっと費用が安い留学先に変える、などが考えられます
(もちろん、留学自体を断念する選択肢もあります......)。
このように、1年後に留学というシンプルに見える目標でも、
達成するにはそれに見合った計画性が求められます。
バイト代と生活費をうまくコントロールして、
決まった時間でお金を貯めなければいけません。
会社の経営計画も、右の留学計画と根本はよく似ています。
どちらも《収入を増やす》と《支出を減らす》のバランスの上に立って、
計画実現のために日々努力する営みだからです。
100万円貯める、と先にゴールラインを定め、
その目標に向けて収入(バイト代)と支出(生活費)をいくらにするか決めるやり方は、
経営計画の柱である利益計画に該当します。
なかでも、最初に設定する目標利益(お金をいくら残すか)は、
会社のすべてに関係する大事な数字。
まさに、経営の出発点と言っていいでしょう。